「炎はつなぐ」上映会&大西暢夫監督トーク
2026.01.13
[お知らせ]
2026年3月7日(土)
「炎はつなぐ」上映会&大西暢夫監督トーク
時間:開場17時 上映開始17時30分(122分) 上映後に監督トーク
入場料:
前売り 3000円
https://peatix.com/event/4727902こちらからお申し込みください
当日券3500円
1ドリンク+ミニ和ろうそく1本付です
料金は当日払いです
場所:
コーヒーと読書ハライソ
大阪市北区中崎西4-3-45
鑑賞のご参考
『炎はつなぐ』作品紹介
一本の和ろうそくが灯るまでには、全国の職人たちの技と、自然の恵みが幾層にも重なっている。『炎はつなぐ』は、大西暢夫監督が約16年にわたり日本各地を取材し、150か所以上の現場から選び抜いた“手仕事の連鎖”を記録したドキュメンタリーである。
和ろうそくに使われる素材は多岐にわたる。ハゼの実を採取する人、蝋を絞る人、和紙を漉く人、灯芯となる草を育てる人、藍を染め、漆を採り、金箔を打つ人──それぞれが独自の技と時間を積み重ねている。そして、その一つひとつがつながることで、初めて一本の和ろうそくが形になる。
本作が示すのは、完成品だけでは見えない「ものの始まり」の世界だ。素材はどこで育ち、誰の手を通り、どんな土地の暮らしに支えられてきたのか。私たちが普段目にすることのない“ものが生まれる物語”が丁寧に掘り起こされていく。
効率や大量生産が主流となった現代では、分業の先にいる職人の存在や、素材が旅をしてきた道のりを想像することは少なくなった。しかし大西監督は、あえて時間の流れをゆっくりと見せる映像を通し、忘れかけていた「循環する暮らし」と「つながりの価値」を浮かび上がらせる。
一本のろうそくの炎は、単に光を放つだけでなく、多くの人の営みをそっと照らし出す。『炎はつなぐ』は、手仕事の尊さを未来へ渡すために生まれた作品であり、100年後に残すべき文化とは何かを静かに問いかける。
